101才現役医師、日野原重明聖路加病院院長。スゴイですね。すご過ぎて、この病院では、文字どおり40,50ははな垂れ坊主どころか、80才になっても院長から見れば若造。まして一般社会では定年前の50代では、とても院長の地位は得られない。
さて先日、日野原医師がリーダーとなっている「新老人の会」。その姫路支部からお声がかかり、ミニ演奏会をやってきた。お集りに皆様方は、それぞれ現役時代には大病院の院長など、とてもお近づきにもなれない雲の上の人ばかり。
ずうずうしくも、そんな大先輩達を前に、演奏は自分の専門であっても、いくつかの曲目解説的かつ人生論的スピーチで、釈迦に説法。
それから数週間。なんとそのエラい雲の上の人たちから、いくつもの礼状が届くのです。恐縮の極み。
リタイアしてヒマなのかなというのは誤解。それだけのキャリアのある人には、リタイア後も多くのオファーがある。多忙な中で、私のような末端にまで配慮くださる方々だからこそ、大きな仕事をこなしてこられたと、改めて尊敬。
また音楽をやっていてこそ、得られた貴重なる出会い。
Danke!